https://www.jiji.com/jc/article?k=2022011901096
2022年01月19日19時10分




 住友金属鉱山と関東電化工業は19日、使用済みのリチウムイオン電池から、リチウム化合物を再資源化し、電池の材料にリサイクルする技術を世界で初めて確立したと発表した。今後、実用性を検証するとともに、より規模の大きな実証設備を設置して事業性も見極める。


 両社は2018年から共同開発を開始。関東電化工業の水島工場(岡山県倉敷市)で試験を進め、使用済み電池を焼却した灰から高純度のリチウム化合物の精製に成功した。