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毎日新聞 2022/1/20 18:36(最終更新 1/20 18:36) 348文字




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栃木県警本部=宇都宮市で、李舜撮影

 栃木県日光市のゴルフ場跡地に置かれていたスーツケースから切断された遺体が見つかった事件で、現場付近から新たに頭部と両腕、片方の膝が見つかった。遺体は成人男性とみられ、栃木県警は20日、死体遺棄容疑で今市署に捜査本部を設置。身元の確認を進めるとともに、殺人容疑も視野に調べている。

 県警によると、切断された遺体はいずれも、ゴルフ場の14番ホールで発見された。19日昼ごろ、橋の下に置かれたスーツケースとスポーツバッグから胴体と腰部分が見つかり、午後には約400メートル離れた沢沿いでビニールに包まれた頭部などが発見された。ビニールは年末ごろからこの周辺にあったという。



 司法解剖の結果、遺体は死後3カ月以上たっていることも判明した。顔の左側の骨が折れていたが、死因は特定できなかった。【竹田直人】