https://www.sankei.com/article/20220121-KT3QHQRTXVLSPC7IWP7B6CSNCU/
2022/1/21 01:12



米誌「ブレティン・オブ・ジ・アトミック・サイエンティスツ」は２０日、核戦争や気候変動の脅威などを分析し、人類滅亡を午前０時に見立てた「終末時計」の残り時間を「１００秒」と発表した。１９４７年の創設以来最短を３年連続で維持。「世界は昨年より安全になってはいない」とした。

終末時計はノーベル賞受賞者を含む科学や安全保障の専門家が過去１年の世界情勢に基づき、人類滅亡までの残り時間を比喩的に決め、毎年発表している。２１年は、核戦争や気候危機の脅威に有効な対応ができていないとして、これまでで最も真夜中に近づいた２０年の判断を据え置いた。（ワシントン　共同）