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2022/01/21 18:57



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「虎虎生風」と書かれたタイガーエア台湾の特別塗装機

(金門中央社)チャイナエアライン(中華航空)傘下の格安航空会社(LCC)、タイガーエア台湾(台湾虎航)は21日、今年の干支(えと)にちなんで機体に「虎虎生風」と書かれた特別塗装機を、台北(松山)―金門線に初就航させた。旧正月(春節)が2月1日に迫っていることもあり、金門の尚義空港では特製のお年玉袋や開運グッズなどが乗客に配られた。

同機のデザインは、台湾の女性芸術家で、書道を題材とした作品を多く制作する董陽孜さんが手掛けた。同社が見据える未来への期待と雄々しい志を表現している。

同社は当初、国際線のみ運航していたが、新型コロナウイルスの影響を受け多くの便が欠航。一方で2020年7月からグループ会社のマンダリン(華信)航空に機体や乗務員などを貸し出し、急増した国内旅行の需要に対応してきた。

尚義空港では金門県観光処が盛大に出迎えた。メディアの取材に応じた同処の丁健剛処長はタイガーエア台湾の飛行機について、出国したような感じが味わえるとアピール。特別塗装機の就航は住民や利用客にサプライズを届けられると語った。

(黄慧敏/編集:齊藤啓介)