https://www.sponichi.co.jp/society/news/2022/01/22/kiji/20220121s00042000572000c.html
[ 2022年1月22日 05:30 ]

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15日に噴火したトンガの海底火山(AP)
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 南太平洋トンガ沖の大規模噴火に伴う津波に流された57歳の男性が、約27時間泳ぐなどして奇跡的に生還した。

 地元ラジオ局の取材に語った様子を、ロイター通信などが伝えた。男性は人口約60人のアタタ島に在住。体が不自由な男性は自宅で波にさらわれた。暗い海を漂う中、いったんは無人島にたどり着いたが、助けを求めて首都のあるトンガタプ島まで計7キロ以上自力で泳いだと話した。「家族への思いが泳ぐ力を与えた」と振り返っている。インターネット上では、アメリカンコミックのヒーローになぞらえて「アクアマンが実在した」などと称賛が相次いだ。