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2022年01月23日14時38分

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ドイツ海軍トップのシェーンバッハ総監=2021年11月、東京都内




 【ベルリン、キエフAFP時事】ドイツ海軍トップのシェーンバッハ総監が、ロシアがウクライナに侵攻しようとしているとの考えは「ばかげている」と発言したことが物議を醸し、辞任に追い込まれた。独国防省が22日明らかにした。


 総監は21日にニューデリーで開かれたシンクタンクの会合で、ロシアのプーチン大統領が欲しているのは「尊重されること」だと擁護。ロシアに併合されたクリミア半島はウクライナに戻らないとも述べていた。
 独政府は、武器供給に関するウクライナ側の要請を拒否しており、これに総監の発言が重なった。ウクライナのクレバ外相は22日のツイッターで「ドイツは連帯を損ねることや、新たな侵攻をプーチン氏に促すことをやめなければならない」と不満を表明した。