https://www.iza.ne.jp/article/20220124-KRTZNPUPI5AGTG5I5W6WNR6INA/
2022/1/24 16:01


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松屋で2月1日から販売する「豚めし」

松屋フーズは24日、運営する牛丼チェーン大手の松屋で2月1日から「豚めし」を販売すると発表。10年ぶりの人気メニュー復活に、ツイッターでは豚丼愛好者から喜びの声があがっている。

2012年1月に惜しまれつつ終売となった商品で、ユーザーからの要望に応えて復活する。前回販売時と異なり豚肩ロースの赤身肉を使用し、さっぱりとした味わいが特徴とのことで、玉ねぎの甘みを感じながら、豚肉のふわっとした食感が楽しめるとアピールする。

並盛りの税込み価格は350円。関連メニューとして、さっぱりとした「おろしポン酢豚めし」(450円)、青ネギと半熟玉子にピリ辛の特製タレをかけた「ネギたっぷり旨辛ネギたま豚めし」(460円)、「豚皿」(単品270円)も同時に販売が始まる。全てのラインアップが並盛500円以下と、コストパフォーマンスが高いこともセールスポイントになっている。

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「豚めし」と関連メニューの価格一覧

豚丼は、03年12月に米国で牛海綿状脳症(BSE)に感染した牛が発見された影響で、米国産牛肉の調達が困難になり、大手牛丼チェーン各社が主力の牛丼の“代打”的にこぞって投入した。06年に米国産牛肉の輸入が再開された後も、レギュラーメニューとして長く親しまれた。各チェーンで一旦終売となっていたが、昨年1月に吉野家が、9月にはすき家が相次いでレギュラーメニューに復活させ、現在も継続して販売されている。

松屋の豚めしも復活を望んでいたファンが少なくなかったようで、ツイッターには「ずっと待ってた…待ち続けてきた」「これは嬉しすぎる」「松屋は牛めしより断然豚めし派」「10年前1回だけ食べてもう1回食べたいなぁって思って10年経ちました」といった歓迎の声が続々と寄せられている。

「わしの青春の味」「狂牛病ショックのあと、お世話になってたなあ」「会社近くでも自宅の最寄駅でもよく食べて帰ったな〜 懐かしい!!! とろろと生卵かけて食べるの好きだった」「学生の頃、吉野家は牛丼、松屋は豚めし、すき家はねぎ玉牛丼だった」などと、以前食べた頃を懐かしむ声も散見された。

「安ッ!!」と驚く反応があるように、吉野家の「豚丼」が393円、すき家の「豚丼(とんどん)」が400円なのに比べて安価。昨年後半に松屋を含む各社が相次いで牛丼(牛めし)を値上げしたこともあってか、「値段が助かるわ」との書き込みもあった。