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2022年1月25日 11時24分スポーツ報知

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東京・六本木のテレビ朝日



 25日放送のテレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月〜金曜・午前8時)では、都内の24日の新規感染者数が月曜日としては最多の8503人を数えるなど感染が急拡大している新型コロナウイルスについて特集した。

 厚労省が表明した医療の逼迫する地域では重症化リスクの低い若者らは自らの検査だけで医師の診断なく感染者と判断し、自宅療養に移るのを認めるという対策について、コメンテーターで出演の同局・玉川徹氏は「対策のようで対策でもなんでもないですよね」とバッサリ。

 「症状があっても受診しなくていいって当たり前じゃないですか? だって、平時だっていくら熱があろうが体が痛かろうが、私は病院行きませんってのは自由でしょ? むしろ大事なのは、私は医療のアクセスを受けたいんだって人の権利を守らないといけないってことが大事なんで、それをどうやって確保するかって話でしょ」と続け、「リスクの低い人は受診できませんって言ったら、医療を受ける権利を制限することになるから、そんなこと言えないんですよ、国は。だから、こんなへんてこな話になっちゃうんで、むしろ、私は医療を受けたいんだって人に何らかの医療を提供する道を考えないといけない」とコメント。

 その上で「このやり方だと検査だけして陽性だと分かってもなんの薬ももらえないってことでしょ? 例えば頭が痛い時には頭痛薬がほしいだろうし、熱が高い時には解熱剤がほしいわけじゃないですか? これが医療へのアクセスってこと。それをちゃんと確保することが重要で。リスクの高い人を優先することは必要だけど、リスクの低い人だって、医療を受ける権利はあるわけです」と話していた。