https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2022/01/25/kiji/20220125s00041000306000c.html
[ 2022年1月25日 14:07 ]

https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2022/01/25/jpeg/20220125s00041000305000p_thum.jpg
いとうまい子
Photo By スポニチ

 女優いとうまい子(57)が、メッセンジャー・黒田有(51)のYouTubeチャンネル「くろだ煮」に登場し、アイドル時代を振り返った。

 今や芸能活動以外に上場会社の社外取締役就任し、ビジネスマンとしても活躍している、いとう。スカウトされて芸能界入りし、83年にアイドルデビューした。だが本人は、「アイドルがほんとにイヤだった。やってる間じゅう、イヤだった。女優さんになりたかった」と当時の心中を告白した。

 ドラマ「高校聖夫婦」で演技の仕事もできたが、「撮影のない土日はアイドルの仕事。歌の時は顔面神経痛になるんですよ」と回想。「歌が下手で、かわいくするのも苦手。心がオッサンなのに、カワイイふりするのはものすごいつらかった」と、可憐なベビーフェイスからは意外とも言える本音を明かした。

 アイドルの同期は松本明子、岩井小百合、森尾由美ら。1年先輩は「花の82年組」と呼ばれた中森明菜、小泉今日子、松本伊代らで、「全員売れてる。次の年の私たちの所に来るわけないじゃん、男の子なんて。『不作の83年組』って言ってた」と自虐的に笑った。

 そんな中、ドラマ「不良少女とよばれて」の話を耳にし、「不良?やるやる!やりたい!モヒカンでも坊主でも」と熱望。主人公のキャストが内定していると知りながらも、プロデューサーに電話で出演を直談判したという。一度は断られたが、内定者が辞退したため「繰り上がり当せんした」と笑顔。いまだ語り継がれる大映ドラマの人気作にして、いとうの代表作の一つは、“脱アイドル”を狙って自ら手を挙げた仕事だった。

 動画ではその後の活動についても黒田と話をはずませていた。