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[ 2022年1月25日 14:20 ]

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帽子を目深に被り、報道陣の問いかけに答えず裁判所をあとにする木下富美子被告(撮影・岸 良祐)
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 東京都議選期間中などに無免許運転を繰り返したとして、道交法違反の罪で在宅起訴され、議員辞職した元都議木下富美子被告(55)は25日、東京地裁(平出喜一裁判官)の初公判で起訴内容を認めた。検察側は「日常的に繰り返し、情状酌量の余地はない」として懲役10月を求刑。弁護側は寛大な処分を求め結審した。判決は2月15日。

 木下被告は被告人質問で時折涙声になり、新型コロナウイルス感染拡大を理由に「選挙活動の手伝いで運転できる人が少なく、自分でするしかなかった。都議選へのプレッシャーでまともな判断ができなかった」と釈明。その上で「規範意識が薄かった」と謝罪した。

 裁判後の午後0時40分ごろ、裁判所の裏口に姿を見せた被告は、緑の帽子を目深にかぶり弁護士とともにタクシーに乗車。報道陣からの「求刑について」などの問いかけには一切答えること無く走り去った。