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2022年1月26日 9時52分スポーツ報知

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東京・六本木のテレビ朝日



 26日放送のテレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月〜金曜・午前8時)では、都内の25日の新規感染者数が過去最多の1万2813人を数えるなど感染が急拡大している新型コロナウイルスについて特集した。

 この日の番組では、岸田文雄首相がワクチンの3回目接種について、「1、2回目のスタートが遅れたため、3回目は間隔を空けて行わなければいけない」と発言したことを紹介。この件について、コメンテーターで出演の同局・玉川徹氏は「本当にこれ言ったんですかね?」とポツリ。「海外は3、4か月でブースター接種を打つ。早く打つためにもともと(間隔が)8か月だったのを6か月にし、3か月にしてイギリスは50%以上のブースター接種率に上げているわけですよね」と続け、「そういうのを横目に見ながら、いまだにこんなことを本当に言っているのかなと。これ、何の意味もない話ですよね」とバッサリ。

 「結局は岸田総理の聞く力とか決断力とかだけじゃなくて、やっぱり、楽観があったんじゃないかなと思いますよ」と指摘すると、「政府という言い方の方がいいと思うけど、我々が12月からずっと主張していた(ワクチンが)あるんだったら1月から打ちなさいよという話を2月で大丈夫ですと言っていた。絶対、忘れませんからね、私は」と声を荒らげた。

 最後には「そういう風なことの結果として、今、先進国の中で最低の接種率になっているという現実。そのために感染がこれだけ大きくなっているという、それもリスクの高い人への感染が防げないという現実が訪れている。全部、つながってますからね」とし、「ここに来たら、じゃあ、どうするんだという話で言えば、感染を抑えるしか手がない。他の手で行ける状況は十分にあったんだけど、それをやってこなかった以上、感染を抑えるという手段で一番、有効なものをやるしかないです」と提言していた。