https://www.sankei.com/article/20220126-7ISW5OHANBMZHDYSDYLACFCJHY/
2022/1/26 20:36


https://www.sankei.com/resizer/kbog68GiivprPvO7X1BJKxc1Xeo=/1024x611/smart/cloudfront-ap-northeast-1.images.arcpublishing.com/sankei/XIRWHBRJRBNYRKD2DWVGUH66GE.jpg
国会議事堂=東京都千代田区(本社ヘリから、彦野公太朗撮影)

与野党は26日、令和4年度予算案を審議する衆院予算委員会の日程をめぐって協議し、31日午後に岸田文雄首相が出席して集中審議を実施することに基本合意した。ただ、野党側は政府が国会に提出した予算案の「明細書」にミスが相次いだことや、自民党の高木毅国対委員長が未確定の日程を口外したことに反発し、自民が提案した27日午前の質疑は拒否した。

複数の与野党関係者によると、高木氏は予算委の集中審議の日程について一部で「31日の午後」などと話した。これを伝え聞いた立憲民主党が「まだ決まっていないのに、(発言は)信義則に反する」と批判を強め、27日の予算委開催を拒否する方針を決めた。

これを受けて高木氏は26日、国会内で立民の馬淵澄夫国対委員長と会談し、「軽率のそしりを免れない」と謝罪。その後、与野党は改めて次回の予算委の日程を協議し、27日は開催を見送り、28日に開くことで合意した。また、与党側は改めて31日午後、首相が出席して集中審議を実施することを提案し、野党側も大筋で受け入れる考えを示した。