https://www.sankei.com/article/20220127-56OC4NAFPJJFTBLEXAPXTWK7WU/
2022/1/27 07:42


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米ニューヨーク州で新型コロナウイルスのワクチン接種を受ける7歳の女児(ロイター)

米ブルームバーグ通信の26日時点の集計によると、世界の新型コロナウイルスワクチンの接種回数が累計で100億回に達した。このうち日本は約2億回で、国別では6番目に多い。各国では昨年末以降、新変異株オミクロン株の感染が急速に拡大。先進国が追加接種を急ぐ一方、発展途上国での接種率は極めて低く、格差解消が深刻な課題となっている。

世界保健機関(WHO)は昨年末までに全ての国で人口の40%に対するワクチン接種を目指していたが、80カ国前後は達成できていない。特にアフリカでは人口の85%が1回も投与を受けられていない状況だ。

ブルームバーグによると、国別での最多は中国の約29億8000万回で、全体の3分の1近くを占める。インド約16億7000万回、米国約5億4000万回、ブラジル約3億6000万回と続く。(共同)