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2022/01/27(木) 18:33:09.44ID:wIHMeTrM9毎日新聞 2022/1/27 16:53（最終更新 1/27 16:53） 484文字
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広島県庁＝本社ヘリから北村隆夫撮影
広島県廿日市市の障害者福祉施設で、看護師7人が入所者に対してわいせつな発言をするなどの虐待をし、うち4人が解雇処分を受けていたことが27日、判明した。施設の調査で被害者は12人に上るとされ、県は改善に向けて施設を指導する方針。
施設は、社会福祉法人三篠会（広島市）が運営する「ふれあいライフ原」。重度の心身障害がある大人と子ども計約50人が入所する。施設によると、男女7人の看護師が、入所者の排便を手伝う際にわいせつな発言をしたり、嘔吐（おうと）した入所者を強くしかったりするなどの虐待を繰り返していた。2021年11月、関係者の通報を受けた県が調査に入り、発覚した。
施設は22年1月中旬、虐待行為を認めた看護師7人のうち男性2人を懲戒解雇、女性2人を諭旨解雇とし、残る男女3人を減給や降格の処分にした。法人の理事長ら5人も減給処分にした。施設は17日、県に改善状況報告書を提出し、被害者と家族にも順次謝罪しているという。施設は「看護師の立場を悪用した許されざる行為。管理職も長期にわたり、現場を把握できていなかった。再発防止に努める」とコメントした。【小山美砂】
