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2022/01/27 10:14


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 お笑いトリオ・安田大サーカスのクロちゃんによる“プロ根性”が視聴者の絶賛を集めた。

 1月22日放送の「芸能人が本気で考えた!ドッキリGP」(フジテレビ系)にターゲットとして出演したクロちゃん。この日は女優・浜辺美波とスタンバイしていた部屋が突然停電し、真っ暗な状態で浜辺に抱きつかれたら‥‥というドッキリの罠にかかることに。浜辺も仕掛け人サイドで、実際に暗闇の中でクロちゃんに触れるのは彼女ではなく男性スタッフだったというオチだ。

 クロちゃんは浜辺との対面とあって冒頭からテンションが上がり、「なんて呼べばいい? みーちゃんと呼んだほうがいいですか? べーやん?」「べーやんっていうと、仲いい感じするじゃん!」などと興奮。その後、部屋の明かりが全て消え、「なになに?」と困惑する中、怖がる芝居を見せる浜辺から「つかまってもいいですか?」と聞かれ、男性スタッフがクロちゃんの腕をそっとつかむ。それを浜辺からのタッチだと勘違いしているクロちゃんは、舞い上がったのか、「べーやん、なんかいいニオイするね」とポツリ。暗視カメラには、暗闇の中でニヤニヤと笑みをこぼすクロちゃんのおぞましい表情が収まっていた。

 その後も、浜辺が「怖い‥‥」と嘆くと、クロちゃんは「大丈夫?」とドサクサに紛れて男性スタッフへの抱擁を強め、「大丈夫大丈夫」「守るよ」などとつぶやきながら上半身をひたすらさすっている。

 明かりが復旧し、目の前で抱きしめている人物が浜辺ではなくスタッフだとわかると、すぐに「男!?」「え!? 何? どういうこと?」とパニックに。ドッキリであることが伝えられ、消沈したが、最後は「LINE交換してくれませんか?」と連絡先交換を要請。浜辺から「LINEやってなくて」と拒否されると、「絶対ウソじゃんか!」と叫んでいた。

「暗闇の中で浜辺から触れられたと勘違いしたクロちゃんは、途中、積極的な彼女からのアプローチに対し、『俺のどこが好きなの?』などと質問。ネタバラシ後にこの発言の意図を聞かれると、『大胆な子だなぁと思って、確認』と説明していました。今回、実際にクロちゃんがイヤらしい手つきでまさぐった対象は男性スタッフでしたが、ネットやSNSには、『クロちゃんさすがに触り方ヤバい』『男からしてもキモかった。停電ぐらいでハグってあり得ない! 本当にあれが浜辺美波なら刑務所行きでしたよ』『ADのスタッフがかわいそうに思えた。クロちゃんに抱きしめられて』などの悲鳴が続出。

 一方で、こういった類いのドッキリについては、様々なバラエティ番組で百戦錬磨な経験値を誇るクロちゃんだけに、中には『状況を瞬時に読み解き、視聴者が望むリアクションを正確に把握してやり直す。プロだよ!』『クロちゃんにとってはあのタイミングで暗闇になった時点で把握していたでしょう。声の距離感、相手の身長などで確信して、どうすればいちばんキモいかを選択した。さすがプロのドッキリ芸人だ』『こっちの期待するリアクションを必ずやってくれる』『これぞプロの仕事』などの喝采も飛び交っています」(テレビ誌ライター)

 番組放送後、SNSでは多方面から「キモい」「おもろ怖かったです」などの反響が集まると、クロちゃんは「クロちゃんの恋心、奪われたままだしんよー」「クロちゃんは浜辺美波ちゃんを守ってあげたんだもん! なんなのぉー」などと嘆きのツイートを投稿していた。

 クロちゃんにとって、浜辺美波と過ごしたわずかながらの“ソフトタッチ”タイムは至福の時間だったのかもしれない。

(木村慎吾)