0001ひよこ ★ [US]
2022/01/28(金) 00:54:12.52ID:jHsKIwJX92022/1/27 22:43
今国会で与野党の攻防が激化している。衆院予算委員会では、政府が提出した令和４年度予算案の「明細書」のミスなどに野党が反発。２７日の審議は見送られた。政府与党が、国会召集から１０日あまりでいきなりつまずいた格好だが、野党も攻め手を欠いているのが現状だ。
「落ち着いている。岸田文雄首相がマイペースで答弁しているのが大変いい」
安倍晋三元首相は２７日の自民党安倍派（清和政策研究会）の会合で、首相の国会対応をこう評価した。
今国会の論戦では首相の答弁の安定感が目立ち、野党の追及には手詰まり感が漂う。野党は自民党の高木毅国対委員長が「３１日午後に予算委の集中審議」という未確定の日程を口外したことにも反発したが、高木氏が立憲民主党の馬淵澄夫国対委員長に謝罪して沈静化。与野党間では２８日の審議再開だけでなく、３１日に首相が出席して集中審議を行うことも基本合意した。
今国会は夏に参院選を控えて６月１５日までの会期の延長が難しいとされるが、政府が提出法案数を絞り込んだこともあり、日程には余裕があるとされる。
ただ、国会召集直後に予算案の審議が滞るのは異例だ。小さなつまずきが重なれば、国民生活に直結する予算案の成立時期にも影響しかねない。森山裕前国対委員長は２７日の森山派（近未来政治研究会）の会合で、「与野党が審議に協力し合って、できるだけ早く予算の成立を図ることが大事だ」と語った。
