https://www.sankei.com/article/20220130-QJ4DMPQIV5MTFAFSSR4MCENEXQ/
2022/1/30 23:24
産経WEST



任期満了に伴う貝塚市長選は30日投開票され、元国土交通省職員で大阪維新の会新人の酒井了氏(46)が元市議の無所属新人、田中学氏(54)=自民、立民推薦=を破り、初当選を果たした。投票率は38・12%(前回・前々回無投票、平成22年47・59%)。当日有権者数は6万9354人。

現職の藤原龍男氏(69)が体調不良を理由に4選出馬を断念。選挙戦は、南海貝塚駅前などの再開発をはじめとするまちづくりを主な焦点に争われた。

酒井氏は「貝塚は沿線のまちづくりが遅れている。駅前の土地利用を進め、高齢者も楽に移動できるようにしたい」と主張。公共施設の維持管理などで周辺市町と広域連携に向けて協議する考えも示した。田中氏は「貝塚駅の高架化や(最先端技術による)スーパーシティ構想を実現したい」と訴えたが及ばなかった。