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毎日新聞 2022/2/1 11:53(最終更新 2/1 11:54) 313文字




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衆院予算委員会で立憲民主党の柚木道義氏の質問に答える堀内詔子ワクチン担当相=国会内で2022年2月1日午前9時29分、竹内幹撮影

 堀内詔子ワクチン担当相は1日の閣僚懇談会で、各閣僚に対し、新型コロナウイルスワクチンの3回目接種では米モデルナ社製を使用し、接種の場面を積極的に公開するよう求めた。3回目接種の加速に向け、国民にモデルナ製の活用を広く呼びかける狙いがある。

 堀内氏が同日の記者会見で明らかにした。モデルナ製は副反応の事例が多いことや、1、2回目と3回目のワクチンの種類が異なる「交差接種」をためらう人がいることから、「モデルナ回避」の動きが懸念されている。堀内氏は「追加接種の必要性、交互(交差)接種の有効性、安全性について、情報発信にしっかり取り組む」と述べた。

 政府は1日から、モデルナ製の安全性を訴えるテレビCMの放映も始めた。【李舜】