公明党の山口那津男代表は6日放送のBSテレ東番組で、夏の参院選に向けた自民党との相互推薦問題に関し、交渉は時間切れで終わったとの認識を示した。昨年10月の衆院選直後から、改選複数区に出馬する公明候補への推薦を自民側に依頼してきたとして「お願いした期間は過ぎた。公明として自力で選挙準備を進めようと踏み切った」と述べた。

 自民候補が立つ改選1人区への推薦について「相互推薦はウィンウィンの関係だ。両方なければできない」と指摘。「われわれだけが推薦するのは国民に理解してもらえるのか」とも語り、自民側への推薦に消極的な姿勢を示した。番組は4日に収録された。(共同)

毎日新聞 2022/2/6 13:39(最終更新 2/6 13:46) 281文字
https://mainichi.jp/articles/20220206/k00/00m/010/104000c