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2022/2/7 09:26


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衆院予算委で答弁する岸田文雄首相=7日午前、国会・衆院第1委員室(矢島康弘撮影)

岸田文雄首相は7日午前の衆院予算委員会で、新型コロナウイルスワクチンの3回目接種について「2月のできるだけ早期に1日100万回までペースアップすることを目指して取り組みを強化したい」と述べた。数値目標の掲げることで、接種の遅れを挽回する狙いがある。自民党の谷公一氏への答弁。

首相は3回目接種について「発症予防、重症化予防の観点からも要になるものだ」と指摘。「岸田政権としても明確な目標を掲げ、政府一丸となって一日も早く希望する方々への接種を進めていきたい」と説明した。

政府の調査では、希望する高齢者らへの3回目接種について、全国の市区町村の97%が2月末までに完了すると回答している。ただ、接種率は4・8%(4日公表)にとどまっており、与野党から促進を求める声が上がっていた。