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2022年02月07日09時47分

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6日、ポーランド・ジェシュフ近郊の空港を出発する米陸軍第82空挺師団の車両(EPA時事)




 【ジェシュフ(ポーランド)AFP時事】米軍の大規模部隊が6日、ポーランド南東部ジェシュフの空港に到着した。ポーランドと隣接するウクライナでロシア軍侵攻への懸念が高まる中、北大西洋条約機構(NATO)加盟国を防衛する米国の姿勢を示した。


 到着したのは米陸軍第82空挺(くうてい)師団。ポーランドのブワシュチャク国防相は、1700人規模の米軍部隊が「NATOの東の境界に当たるポーランド南東部」に駐留すると説明した。部隊の一部は5日にポーランド入りしている。
 ドナヒュー師団長は空港で、今回の派遣が「いかなる戦争のもくろみも集団的に阻止するための予防的措置だ」と述べ、防衛目的であることを強調した。