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2022年02月07日12時04分

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東京電力福島第1原子力発電所の敷地内に並ぶ処理水保管タンク=2021年2月14日、福島県(時事通信チャーター機より)




 経済産業省は7日、東京電力福島第1原発から出る放射性物質トリチウムを含む処理水の海洋放出の安全性検証のため、国際原子力機関(IAEA)の調査団が今月14〜18日の日程で来日すると発表した。昨年12月に来日予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期していた。海洋放出をめぐりIAEAの調査団が来日するのは初めて。


 調査団には米国や中国、韓国など11カ国の専門家が参加しているが、今回は新型コロナの影響で一部の国の専門家が不参加になる。調査では同原発も訪問。IAEAは海洋放出の安全性について、今年中に中間報告をまとめる方針だ。