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2022/02/07 19:29



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陳時中(ちんじちゅう)衛生福利部長(保健相、中央社資料写真)

(台北中央社)福島など5県産食品の輸入再開を政府が近日中にも発表するとの見方が台湾内で広まっているのを受け、陳時中(ちんじちゅう)衛生福利部長(保健相)は7日、「関連の食品(輸入)は正常化に向かっていく」とし、輸入に関する検査や基準についてはすでに策定済みだと明らかにした。中央感染症指揮センターの会見で述べた。

台湾は2011年の東京電力福島第1原子力発電所事故以降、福島、茨城、栃木、群馬、千葉の5県産食品の輸入を禁止している。輸入再開を目指す蔡英文(さいえいぶん)政権は昨年12月の国民投票で事実上米国産を対象とした豚肉の輸入継続が決まったのを機に、日本産食品に対する輸入規制の撤廃に動いている。

陳氏は「台湾の基準は相対的に厳しい」と説明した上で、安全性や科学的データ、国際的基準の枠組みの下で輸入を行っていくことを強調した。

(江慧〓、陳〓〓/編集:名切千絵)