https://www.sankei.com/article/20220208-M33T4THZFJPUHJ2JUHHQLE7FR4/
2022/2/8 00:10
産経WEST


滋賀県守山市のアパートで昨年12月、京都市伏見区の女子高校生=当時(19)=が薬物中毒死した事件で、県警は7日、女子高校生ら2人に向精神薬を無償で渡したとして、麻薬取締法違反容疑で、守山市勝部の無職、入江公史郎容疑者(39)を再逮捕した。県警によると「女子高校生には渡していない」と容疑を一部否認している。

再逮捕容疑は昨年12月10日、守山市の入江容疑者宅で、東海地方の20代無職女性に向精神薬の錠剤約200錠を無償で譲渡した上、翌11日には、うち約50錠を通信制高校に在籍する女子高校生に無償で譲り渡したとしている。

県警によると、譲渡したものは処方薬で、不安を和らげたり睡眠を促したりする効果がある。容疑者宅からは精神安定剤や抗不安薬、せき止め薬など約100錠分の包装シートが中身が空の状態で見つかった。