https://www.sponichi.co.jp/society/news/2022/02/08/kiji/20220208s00042000120000c.html
[ 2022年2月8日 05:30 ]

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北京冬季五輪の開会式でパフォーマンスする演者
Photo By 共同

 北京冬季五輪・パラリンピックを国際社会でのイメージ改善のチャンスと捉える中国が、米国のPR会社と宣伝委託の契約を結び、ツイッターなどSNSを通じて中国寄りの情報を発信するキャンペーンを展開している。

 人権問題を中心に対外イメージが悪化する中、注目を集めやすい五輪を最大限活用する構えだ。

 欧米メディアによると、ニューヨークの中国総領事館が昨年11月、PR会社「ヴィッピ・メディア」と約30万ドル(約3450万円)で契約を結んだ。同社は北京パラが閉会する来月13日までの間、著名人やインターネット上で強い影響力を持つインフルエンサーを起用し、TikTok(ティックトック)やインスタグラムで中国に関する「ポジティブなメッセージ」を発信する。