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2022年02月08日05時11分

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駐留米軍撤収時にアフガニスタンの首都の空港で起きた爆弾テロの現場=2021年8月、カブール(AFP時事)




 【ワシントン時事】米国務省は7日、アフガニスタンを拠点とする過激派組織「イスラム国」(IS)系武装勢力の指導者サナウラ・ガファリ容疑者の身元や居場所特定につながる情報提供に、最高1000万ドル(約11億5000万円)の懸賞金を出すと発表した。
 ガファリ容疑者は2020年6月、アフガンのIS系武装勢力「イスラム国ホラサン州」(IS―K)指導者に就任。21年11月に米政府の特別指定国際テロリストに加えられた。
 国務省はまた、昨年8月のアフガン駐留米軍撤収時に首都カブール空港で起きた爆弾テロ事件に関与したテロリストの拘束につながる情報にも、同額の懸賞金を出すと発表した。同事件では米兵13人を含む少なくとも185人が死亡した。