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毎日新聞 2022/2/8 12:23(最終更新 2/8 12:23) 429文字




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林芳正外相

 林芳正外相は8日の記者会見で、米ハワイで12日に開催予定の日米韓3カ国外相会談に出席すると発表した。これに先立ち、オーストラリアで開かれる日米豪印4カ国(クアッド)の外相会合にも出席する。

 日米韓外相会談には米国のブリンケン国務長官、韓国の鄭義溶(チョンウィヨン)外相が出席する。3カ国外相の対面会談は2021年9月のニューヨーク以来で、林氏の外相就任後は初めて。弾道ミサイルを相次いで発射している北朝鮮の抑止に向けた対応を協議する。林氏は会見で「日米、日米韓で緊密に連携し、国際社会とも協力しながら、国連安全保障理事会決議の完全な履行を進めて北朝鮮の非核化を目指す」と述べた。



 クアッドの対面での外相会合は20年10月の日本開催以来。林氏とブリンケン氏、豪州のペイン外相、インドのジャイシャンカル外相が出席する。林氏は「ワクチン、インフラ、重要新興技術といった実践的分野での協力を進め、自由で開かれたインド太平洋をともに力強く推進する」とした。【佐藤慶】