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2022年02月09日07時14分

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探知犬の「ソリス」(左)と「キッシュ」(アンドリュース豪内相のツイッターより・時事)




 【シドニー時事】オーストラリア政府は8日までに、麻薬や武器などを探知する犬6頭が訓練を終え、日本に出発することになったと発表した。「豪政府の進んだ水際対策を世界に披露する機会だ」と強調している。「ソリス」「キッシュ」などと名付けられた探知犬6頭は、日本の税関で任務に就く予定。


 豪州では、国境警備隊が毎年約160頭のラブラドールレトリバーの子犬を育てて訓練している。訓練を終えた犬は、国内では連邦警察や国防軍の活動などに従事。国外では日本をはじめニュージーランドやインドネシアなどで活躍している。
 アンドリュース豪内相は「地域の安全と安定を支えるために日本と引き続き協力的な活動を行う」と表明。「協力には深刻で組織的な多国籍犯罪に関わる集団の撲滅が含まれる」と述べた。