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2022年02月09日11時30分

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【アバーディアAFP=時事】ケニアの首都ナイロビの北約100キロに位置するアバーディア国立公園で火災が発生していたが、森林公社(KFS)は7日、鎮火したと発表した。消失面積は約600ヘクタールに上り、放火が疑われている。(写真はケニア・アバーディア国立公園の火災の様子)
 火災は5日に発生。自然保護官や消防士、ボランティアなど数十人が消火活動に当たった。
 アバーディア国立公園は、英国のエリザベス女王が王女だった1952年、公園内のホテル「ツリートップス」に滞在中、父王死去の知らせを受けたことで知られる。
 火災をめぐっては、放火の可能性も浮上している。被害状況を調査した環境保護団体「ライノ・アーク」のアダム・ムワンギ氏は「人間の活動が火災の原因であることは間違いない」とAFPに語った。
 公園には壮大な滝や竹林がある他、ヒョウやゾウ、絶滅の危機にひんするクロサイなどの野生動物が生息している。【翻訳編集AFPBBNews】

〔AFP=時事〕