https://www.jiji.com/jc/article?k=2022020900544
2022年02月09日11時51分




 政府は9日の自民党外交部会・外交調査会合同会議で、北京五輪で選手らにインストールが求められている健康管理アプリ「MY2022」に関し、情報の抜き取りなどが懸念されているとして、帰国後に専門家がスマートフォンを検査する方針を説明した。3月のパラリンピック参加者には代替機器を貸与し、個人端末を持ち込まないよう求める。


 五輪参加者には、帰りの飛行機内でアプリのアンインストールを徹底するよう要請。帰国後に、任意で端末を提出してもらい検査するとともに、必要な場合はウイルス対策や端末の初期化を行う。これらは、スポーツ庁と内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)が実施する。
 出席者からは、「対応が後手後手だ」と批判の声が上がった。