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2022年2月9日 16時21分スポーツ報知

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内閣委員会で質疑を行う山本太郎氏



 衆院の内閣委員会が9日、国会内で行われ、れいわ新選組の山本太郎代表が15分間、質疑を行った。

 山本氏は、新型コロナ陽性者の対応について「陽性者で自宅療養中でお金もない人がいる。役所に支援を相談しても『手が回らない。(料理宅配サービスの)ウーバーイーツを利用したら?』という回答もあるそうです。安心して自宅待機が行えない。食料支援は必要だと思われますか」と山際大志郎経済再生担当相に問いかけた。

 質疑に対し、山際氏は「コロナとの戦いは、与野党問わずやらなければいけない。今、現場の声を聞かせてもらいましたから、やれることは工夫して検討し、やれることはやりたいと思っております」と答弁した。

 続けて、山本氏は令和3年度の予備費用が約1・8兆円以上余っていることを指摘し、食料支援などに回すべきだと主張。山際氏は「予備費を入れるまでには一定の時間がかかる。議論をした上でやらせていただく」と答えるにとどめた。

 また、山本氏は、新型コロナ支援策として、政府が打ち出している10万円給付について「予備玉を与えることが必要。第7波、8波に対して一律の給付を」と最後に訴えた。

 野田聖子こども政策担当相は「いずれにしても総意で何ができるかをしっかり取り組んでいきたいと思います」と答弁した。