0001ひよこ ★ [ﾆﾀﾞ]
2022/02/11(金) 11:24:08.14ID:JK0qpqiN9毎日新聞 2022/2/11 10:22（最終更新 2/11 10:33） 757文字
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自民党の泉田裕彦衆院議員（左）と星野伊佐夫・新潟県議
昨年10月の衆院選を巡り元知事で自民党の泉田裕彦衆院議員（59）が星野伊佐夫県議（82）から裏金を要求されたと公表した問題は、刑事告発へと発展した。泉田氏は10日、公職選挙法違反の疑いがあるとして新潟県長岡署に告発状を提出、即日受理された。泉田氏は「曖昧なまま見過ごせば、カネで票を買うということを是認することになりかねない」とコメントした。
同日、元東京地検特捜部検事で泉田氏の代理人、郷原信郎弁護士が記者会見し「泉田氏が拒絶したにもかかわらず、（星野氏は）なおも旧来の『政治家間のお金のやり取りなんて問題ない』という感覚で金銭を要求した。刑事事件として捜査対象となり、処罰されるべき行為だとの結論に至った」と述べた。
告発状によると、星野氏は昨年9月、泉田氏と二人きりで会談。その際、泉田氏を当選させる目的で「とにかく必要経費を早くまこう」「2000万や3000万なんかもったいながったら人生終わるよ」などと話し、泉田氏が立候補を予定する衆院新潟5区の選挙運動者らに金銭を供与するよう要求した。
郷原弁護士は、星野氏の言動が同法221条の「交付要求罪」に該当すると説明。2019年7月の参院選広島選挙区を巡る大規模買収事件を踏まえ、政治家間の金銭授受は政治資金のやりとりに過ぎないとされてきたが、摘発対象に変わりつつあると指摘した。
この問題で泉田氏は星野氏から裏金を要求された際の会話を録音したとする音声データを公開し、それを基に郷原弁護士に調査を依頼。今年1月「政党活動費のような『適法な経費』の話との（星野氏の）主張を認めることはできず、『裏金』、違法かつ不透明な金銭の話と判断せざるを得ない」などとする調査結果を公表し、法的措置を検討していた。
一方、星野氏は一貫して疑惑を否定している。【北村秀徳】
