0001ひよこ ★ [ﾆﾀﾞ]
2022/02/11(金) 16:00:10.35ID:JK0qpqiN9毎日新聞 2022/2/11 14:17（最終更新 2/11 14:17） 607文字
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林芳正外相
林芳正外相は11日、豪メルボルンで、ブリンケン米国務長官と約55分間会談した。北朝鮮による核・ミサイル開発に対し「深刻な懸念」を共有。中国やウクライナ情勢を巡っても緊密に連携していく方針を確認した。
両氏の直接対話は2日の電話協議以来で、同所で開かれる日米豪印（クアッド）外相会合に先立ち実施した。弾道ミサイルの発射を繰り返す北朝鮮について、12日に米ハワイで予定する日米韓外相会談で協議するほか、中国を念頭に東シナ・南シナ海における「力による一方的な現状変更の試み」や「経済的威圧」に強く反対することで一致。台湾海峡の平和と安定の重要性も確認した。
ウクライナ国境周辺におけるロシア軍増強を重大な懸念を持って注視し、「ウクライナの主権及び領土の一体性」を支持するとした。関連してブリンケン氏は、日本が米国などの要請を受けて液化天然ガス（LNG）の一部を欧州へ融通すると決めたことに謝意を示した。
厳しさを増す安全保障環境を踏まえ、日米同盟の抑止力・対処力強化が不可欠だとし、経済的な連携強化を巡っても、1月の日米首脳オンライン協議で発足が決まった「日米経済政策協議委員会」（経済版2プラス2）を活用しながら議論を深めるとした。林氏は米国の環太平洋パートナーシップ協定（TPP）復帰も重ねて要請した。
6月までに日本で開催予定のクアッド首脳会議に向け、バイデン米大統領の訪日を調整することも確認した。【飼手勇介】
