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2022/2/12 15:44


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小松基地から約5キロ付近の洋上で不明になったF15戦闘機を捜索する海上自衛隊の護衛艦「ひゅうが」。手前は海自のヘリコプター =1日午前9時40分(共同通信社機から)

航空自衛隊F15戦闘機が1月、石川県の小松基地を離陸した直後に墜落した事故で、捜索の結果、墜落したとみられる現場の周辺海域から1人の遺体の一部が見つかったことが12日、政府関係者への取材で分かった。空自は搭乗していた隊員2人のどちらかの可能性があるとみて、身元の確認を急いでいる。

空自によると搭乗していたのは、小松基地に拠点がある飛行教導群の田中公司1等空佐(52)と植田竜生1等空尉(33)。

関係者によると、遺体の一部が見つかったのは11日の捜索。F15は、小松基地の西北西約5キロでレーダーから機影が消えており、この付近が墜落現場とみられる。これまでの捜索では、水平尾翼など機体の一部が見つかっていた。