毎日新聞 2022/2/13 18:00(最終更新 2/13 18:00) 有料記事 3541文字




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頭部に体重をかけるなどしてブラジル人のアンドレ・クスノキさんを押さえ込む入管職員たち=東京都港区の東京入国管理局(現・東京出入国在留管理局)で2018年10月9日、原告側弁護士提供の動画より

 「倒そう、制圧、制圧」。手袋をはめた制服姿の入管職員が、収容されていた日系ブラジル人男性を6人がかりで押さえ込み、「痛い、痛い」と叫ぶ男性の腕をねじり上げた。「痛いじゃねーんだよ」「うるさい、静かにしろ」。職員の大声が響き渡る。これは、男性が東京入国管理局(現・東京出入国在留管理局、東京都港区)に収容されていた際に職員による暴行でけがをしたとして、国に損害賠償を求めた裁判で東京地裁に提出された証拠のビデオ映像だ。入管収容施設で外国人が職員に暴力を振るわれたと訴える裁判が相次いでいる。入管の収容施設で、何が起きているのか。前編と後編に分けて伝える。【上東麻子/デジタル報道センター】


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