0001ひよこ ★ [ﾆﾀﾞ]
2022/02/13(日) 20:20:04.73ID:KqFEbdqq9毎日新聞 2022/2/13 19:12（最終更新 2/13 19:12） 793文字
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林芳正外相
日米韓3カ国の外相は12日午後（日本時間13日午前）、米ハワイで会談し、北朝鮮の相次ぐ弾道ミサイル発射に対する深刻な懸念を共有。地域の抑止力と安全保障分野での協力を強化する方針で一致した。
林芳正外相、米国のブリンケン国務長官、韓国の鄭義溶（チョンウィヨン）外相が約2時間にわたって協議した。日米韓外相の対面での会談は米ニューヨークで開かれた2021年9月以来で、林氏の参加は初めて。3氏は会談後、共同声明を発表した。
共同声明では、日米同盟と米韓同盟が地域の平和と安定の維持にとって不可欠だと再確認したうえで、3カ国の安保協力を進めると明記した。北朝鮮に関する国連安全保障理事会決議の完全な履行を国際社会に求めるとともに、北朝鮮には「敵対的な意図はなく、前提条件なしで北朝鮮と会うことに引き続きオープンだ」として対話の実現を求めた。
東シナ海、南シナ海への海洋進出を強める中国については名指しを避けつつ、「現状変更を試み、緊張を高めるいかなる一方的な行動にも強く反対する」とけん制。台湾海峡の平和と安定の重要性も強調した。
ウクライナ情勢に関しては、ウクライナの主権と領土の一体性について「揺るぎない支持を共有する」とし、「ロシアによるさらなるエスカレーションを抑止するために共に緊密に取り組む」と明記した。経済安全保障の向上のための連携の重要性も確認した。日米韓が外相レベルの共同文書を出すのは、17年2月以来5年ぶり。
林氏は会談で、北朝鮮の拉致問題解決への理解と協力を求め、支持を得た。バイデン米政権が11日に公表した「インド太平洋戦略」を歓迎する意向を示した。会談後、林氏は記者団に「日米韓、日韓で北朝鮮対応に関し、連携をさらに深めることを確認できたことは意義がある」と強調。3カ国の安保協力について「具体的には外交・防衛当局でこれから議論していきたい」と述べた。【佐藤慶】
