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2022年2月14日 10時57分スポーツ報知

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橋下徹氏



 14日放送のフジテレビ系「めざまし8(エイト)」(月〜金曜・午前8時)では、11日に行われた北京五輪スノーボード男子ハーフパイプ決勝で平野歩夢が日本スノーボード界に初の金メダルをもたらす快挙を成し遂げたものの中継のNHKがサブチャンネルへの切り替えを行ったため、“世紀の瞬間”を見逃した人が多く出たことを取り上げた。

 コメンテーターで出演の元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏は同番組の調査で「切り替えて見られた人が50%、最初を少し見逃したが25%、全く見られなかったが25%」という結果だったことについて、「僕はこれ、NHK、大問題だと思います」とバッサリ。

 「半分の人が見られていないわけですよね。僕は公共放送は必要だと思ってますが、受信料を強制徴収するのは、ニュースとか報道だという持論を前提とすると、NHKとしては報道やニュースが重要だということで切り替えさせたわけですよね? そういう編成に対して嫌だという人は受信料を払わないという選択肢を本来、与えてあげなきゃいけないのに、NHKはその選択肢を与えていないわけですよ。強制徴収なわけですから」と続けると、「平野さん(の結果)を全部見たいという人もいたはずなのに、そういう意思表示を示すことが受信者の方はできないわけですよね」と話した。

 その上で「今月、もし受信料を徴収した時に、この半数の人が『きちんと見られなかったんだから、払わないよ』ということを言い出した時にNHKはどうするのかな」と疑問を呈すると、「NHKの受信料については、義務化がおかしい、見たい人が払うべきだという考え方を持っている政党もあるわけですから、これはもしかすると、国会の追求ネタになりそうな気がするんですけれどもね。それくらい重要な問題だと思いますよ」と話した。