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2022/02/14(月) 22:40:06.04ID:TpewwEnR9毎日新聞 2022/2/14 21:45(最終更新 2/14 21:45) 644文字
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国会議事堂=川田雅浩撮影
立憲民主党、日本維新の会、国民民主党、衆院会派「有志の会」の野党4党派の国対幹部は14日、国会内で会談し、与党が目指す21日の2022年度予算案の衆院通過に反対し、十分な審議時間の確保へ協力することで一致した。4党派は今後もこの枠組みの会談を定例化する方向だが、共産党は「共産外し」に猛反発している。
会談後、立憲の奥野総一郎国対委員長代理は「野党第1党として各党の要望を聞いて反映させるため、皆が応じる形でやった」と記者団に説明した。維新の市村浩一郎国対委員長代理は「是々非々、第三極の立場で一緒にやれることはやれる」と述べ、一定の協力を模索する姿勢を示した。
今回の会談は立憲が働きかけた。立憲は維新や国民と一定の協力関係を築くことで野党第1党の存在感を発揮したい考えだ。「できれば共産も一緒にやりたい」(奥野氏)としているが、他の党派の中には「共産は外してほしい」との声があり、共産抜きの開催に踏み切った。
立憲の奥野氏は会談に先立ち、共産の塩川鉄也国対委員長代理とも会談した。共産とも協議を続ける考えを示したが、共産の小池晃書記局長は14日の記者会見で、維新を「与党の補完勢力」と位置づけた上で「野党の基本姿勢に関わる問題だ。共産を外し、維新を野党として扱う形になれば、野党の立場が根本から問われる」と強い不快感を示した。
野党では昨年の衆院選前まで、立憲、共産、国民、社民4党の枠組みで国対委員長会談を開くなど連携していたが、衆院選後に国民が離脱していた。【古川宗、田所柳子】