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毎日新聞 2022/2/15 11:30(最終更新 2/15 11:30) 323文字




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林芳正外相

 林芳正外相は15日の記者会見で、緊迫するウクライナ情勢を巡り「仮にロシアによる侵攻が発生した場合、わが国として制裁を科すことも含め、実際に起こった状況に応じて国際社会と連携して適切に対応していく」と表明した。「大前提として外交交渉による解決を強く求めている」とも述べた。制裁の具体的な検討内容には言及しなかった。

 林氏は15日夜、ロシア高官とのオンラインによる「貿易経済に関する日露政府間委員会共同議長間会合」を予定している。これに関して林氏は「(日本の)立場を踏まえて適切に対応していきたい」と説明した。



 林氏はまた、ウクライナ西部のポーランド国境に近い都市リボフに在ウクライナ日本大使館の臨時連絡事務所を開設したと明らかにした。【飼手勇介】