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2022/2/15 14:34


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自民党役員連絡会に臨む茂木敏充幹事長=15日午前、東京・永田町の自民党本部(矢島康弘撮影)

自民党の茂木敏充幹事長は15日の記者会見で、小選挙区比例代表並立制で行われる現行の衆院選挙制度に関し、見直す可能性も含めて議論する必要があるとの認識を示した。「制度の導入から四半世紀以上がたつ。見直しが必要だという意見もある」として「各党・各会派でよく議論する必要がある」と述べた。

具体的には、選挙区で2位で落選した候補が比例復活できないのに3位だった別の党の候補が比例復活で当選したり、選挙区での惜敗率が低くても比例復活したりするケースを挙げて「どうなのだろうかという意見もある」と指摘した。

自民党内では有志議員が、「一票の格差」是正に向けた新たな選挙区の定数配分案「10増10減」は地方軽視だとして、選挙制度見直しに向けて党内議論を進めるよう党執行部に求める活動に着手している。