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2022/02/15(火) 20:30:17.59ID:w62hXpTi9毎日新聞 2022/2/15 18:40（最終更新 2/15 18:40） 577文字
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福岡県警本部
福岡や兵庫、北海道など6道県の客に覚醒剤の密売を繰り返したなどとして、福岡県警は15日、住所不定無職で特定危険指定暴力団「工藤会」（北九州市）系幹部、熊谷二朗被告（42）＝覚醒剤取締法違反で起訴＝ら計6人を覚醒剤取締法違反などの容疑で逮捕、書類送検し、捜査を終えたと発表した。
県警は熊谷容疑者を中心とする密売グループが2020年4月〜21年9月、三十数人の客に対し、約1000万円を売り上げていたとみている。
逮捕容疑は熊谷容疑者と仲間の無職男性は共謀し、20年6月6日、大阪市中央区内のホテルの一室で、覚醒剤約100グラム（末端価格約600万円）や液体大麻約100グラム（同約100万円）を密売目的で所持するなどしたとしている。熊谷容疑者は黙秘している。
県警薬物銃器対策課によると、熊谷容疑者らが偽名で宿泊していた大阪市内のホテルを捜索し、客の名前と送り先が記載された宅配伝票などを押収。大阪市内の複数のマンションからも宅配伝票などが見つかり、覚醒剤は大阪市内のコンビニエンスストアなどから客に発送していたという。
密売グループは約10人で構成され、県警は福岡県を中心に兵庫、滋賀や愛媛、北海道などの6道県で三十数人の客を確認。代金は他人名義の口座に振り込ませており、県警は売り上げの一部が工藤会の資金源につながった可能性があるとみて調べている。
