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2022/02/16(水) 08:03:08.70ID:EtDlWNaM9毎日新聞 2022/2/16 07:06（最終更新 2/16 07:18） 451文字
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バイデン米大統領＝ホワイトハウスで2022年2月15日、AP
バイデン米大統領は15日、ロシア国防省がウクライナ国境周辺から一部の軍部隊の撤収を開始したと発表したことについて「我々はまだ撤収を確認していない」と述べた。明確に撤収作業を進めるようロシア側をけん制したものとみられる。ホワイトハウスでウクライナ情勢について演説する中で語った。
バイデン氏は、撤収開始の発表は「良いことだ」と述べたが、ロシア軍部隊が実際に所属先の基地などに戻っているかは「検証されていない」と強調。逆に、ロシア軍は「依然として侵攻する恐れのある配備態勢にある」と説明し、緊張の緩和には向かっていないとの認識を示した。
ロシアは北大西洋条約機構（NATO）の不拡大を求めているが、バイデン氏は「国家には自らの同盟先を選択する自由がある」と指摘し、改めてロシアの要求を拒否。
ロシアがウクライナ侵攻を選択すれば、米国と同盟国は「強力な制裁を科す準備ができている」と警告する一方、緊張緩和に向けて「外交の余地は十分にある」と語り、ロシアと協議を継続する姿勢を強調した。【ワシントン鈴木一生】
