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2022/2/16 14:01


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喜入の石油基地=鹿児島市(本社チャーターヘリから・鈴木健児撮影)

経済産業省は16日、米国と協調して行う石油備蓄の放出に関し、第2弾となる売却の入札公告を始めた。対象は北海道苫小牧市と厚真町にまたがる苫小牧東部国家石油備蓄基地の原油約11万キロリットルと、鹿児島市のENEOS喜入基地の約15万キロリットル。3月9日に入札を行い、落札者には4月20日以降に引き渡す。

政府は原油高を受けて米国が主導した石油備蓄の協調放出に同調。国内消費量の2、3日分に相当する数十万キロリットルを売却する予定で、第1弾となった鹿児島県の志布志国家石油備蓄基地の原油約10万キロリットルについては今月、入札を実施した。