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2022/02/16 12:28



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台湾ランタンフェスティバルのメイン作品「鳳彩飛舞」

(高雄中央社)南部・高雄市で開催されている台湾ランタンフェスティバル(台湾灯会)のメイン作品が元宵節(旧暦1月15日)の15日、正式に点灯した。点灯式に出席した蔡英文(さいえいぶん)総統は、新年の新たな希望を象徴するランタンに明かりをともせたことに喜びを示した。

同フェスは春節(旧正月)を締めくくる元宵節に合わせて1990年から毎年開かれている恒例行事。交通部(交通省)観光局が主催し、2001年以降は毎回都市を移して開催。高雄で開かれるのは2002年以来20年ぶり、3回目となった。複合型文化施設「海洋文化・流行音楽センター」(高雄流行音楽センター)が位置する愛河湾と都市部の文化施設「衛武営国家芸術文化センター」の2カ所を主会場とし、メイン作品は衛武営に設置された。

メイン作品「鳳彩飛舞」は書の芸術を取り入れて制作。「鳳」の草書体を解体し、新たに視覚的要素を融合させた。書道家の董陽孜さんが制作に参加した。デザインの主役は台湾固有種のミカドキジ。伝説上の鳥「鳳」のように翼を広げて空を仰ぎ、台湾最高峰・玉山山頂に立つ姿から、台湾の生命力や生態の美しさを表現した。

同フェスは28日まで。

(蔡孟〓/編集:名切千絵)