0001ひよこ ★ [ﾆﾀﾞ]
2022/02/17(木) 08:08:43.24ID:8ffcdlMv92022年02月17日07時14分
岸田文雄首相が、欧州各国の首脳と電話会談を重ねるなど、ウクライナ情勢への関与をアピールしている。政府・与党内で「日本の顔が見えない」との不満が高まったことを受けた対応だが、緊張緩和に貢献できるかは未知数だ。
首相は１６日、英国のジョンソン首相と電話会談した。１５日にはウクライナのゼレンスキー大統領や欧州連合（ＥＵ）のフォンデアライエン欧州委員長とも相次ぎ協議。ロシアによる軍事侵攻の懸念を踏まえ、「ウクライナの主権と領土の一体性」を支持する方針を確認した。
ウクライナ情勢をめぐっては、欧米各国が活発な首脳外交を展開する中、これまで首相に積極関与の姿勢は見えなかった。
これに対し、閣僚の一人は「各国がロシアに行って話をしているのに、日本だけ何もしないのはおかしい」と疑問視。自民党内でも、中国の東・南シナ海での海洋進出を念頭に、「軍事侵攻は力による現状変更そのものだ。当事者意識を持たなければいけない」などと、政府に対応を求める声が上がっていた。
政府関係者によると、首相はロシアのプーチン大統領との直接対話も模索している。また、林芳正外相は今週末にドイツで開催される先進７カ国（Ｇ７）外相の緊急会合への出席を検討。西側諸国の一員として、軍事侵攻を認めない立場を訴えたい考えだ。
ただ、日本がどこまで存在感を示せるかは見通せない。外務省幹部は「状況を変える役割を果たせるのは米国だけで、日本がロシアの矛を収めさせることはない」と漏らした。
