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2022年02月17日10時18分

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16日、モスクワで握手を交わすロシアのプーチン大統領(右)とブラジルのボルソナロ大統領(AFP時事)




 【サンパウロ時事】ブラジルのボルソナロ大統領は16日、訪問先のロシアでプーチン大統領と会談後、記者団に対し「私の理解では、プーチン大統領は平和を追求する人物だ」と述べた。ロシアは北大西洋条約機構(NATO)加盟を目指す隣国ウクライナとの国境付近に部隊を集結させ、軍事圧力をかけている。


 ボルソナロ氏は、首脳会談ではウクライナ問題は議題にならなかったとした上で、「ブラジルは平和を希望する国であれば、どの国でも支持すると伝えた。そして、それは彼(プーチン氏)の意思でもある」とプーチン氏を擁護。ロシアが発表した一部の軍部隊の撤収開始について「平和的解決に向けた大きなシグナルだ」と評価した。NATO側は撤退を懐疑的に見ている。