https://www.sankei.com/article/20220217-FO3CWNC32FOCHB4TK2P4QSXXUQ/
2022/2/17 15:38


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足立康史氏

与野党が緊急時の国会機能の維持を目的とした「オンライン国会審議」に前向きな見解を示した17日の衆院憲法審査会で、日本維新の会が憲法改正論議を封じるべきではないとクギを刺す場面があった。オンライン審議をめぐっては改憲ではなく、解釈の変更で実現が可能との見方もある。

維新の三木圭恵氏はオンライン審議の必要性に理解を示しつつ「解釈は憲法上、明確化しておくことが望ましい。(緊急事態に)陥ったときのために、国会議員の任期や基本的人権の確保、人流抑制した場合の補償などを検討しなければならない」と述べ、改憲で緊急事態条項を盛り込むべきだと訴えた。

足立康史氏も「オンライン審議を奇貨として緊急事態条項に関する議論を封じるようなトーンの意見がある」と問題視。また、野党筆頭幹事を務める奥野総一郎氏(立民)がインタビュー記事で、改憲について「国家百年の計」との認識を示したと紹介した上で、「逆だ。国家百年の計だから今、やらなければならない」と強調した。