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2022/02/17 13:43



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卵が品薄の台湾、日本からの輸入を条件付きで許可=資料写真

(台北中央社)行政院(内閣)農業委員会動植物防疫検疫局は16日、台湾で続く卵の欠品や品薄状態の解消のため、来月31日まで条件付きで日本からの輸入を認めたと明らかにした。

香川県での鳥インフルエンザの発生を受け、台湾は2020年11月以降、日本全国からの殻付き家きん卵の輸入を停止していた。同局によると、国際獣疫事務局(OIE)陸生動物衛生規約や日本の対策などを考慮し、鳥インフルエンザが発生していない地域から輸出検査に合格した卵の輸入を認めたという。

同局の徐栄彬副局長は、日本で衛生証明書の発行や輸出検疫証明書の交付を受け、台湾でも全ロットの検疫を行うため、鳥インフルエンザが持ち込まれるリスクは非常に低いと安全性を強調した。

台湾では寒さなどで産卵率が低下し、先月下旬ごろから全国的に卵が手に入りにくくなっている。畜牧処の江文全副処長は、中央社の取材に対し、オーストラリア、米国、日本からの卵の輸入作業を同時に進めていると説明。台湾の中央畜産会が輸入業者に購入を依頼したと語った。

(楊淑閔/編集:齊藤啓介)