https://www.jiji.com/jc/article?k=2022021701426
2022年02月17日23時56分




 【ニューヨーク時事】米運輸道路交通安全局(NHTSA)は17日までに、米電気自動車大手テスラの運転支援システムのブレーキ機能をめぐり、正式な調査を始めると発表した。対象は、2021〜22年の「モデル3」と「モデルY」、計41万6000台。高速で運転中、急減速する事例が相次いでいるという。
 発表によると、最近9カ月間で、同様の事例に関する苦情が354件寄せられた。急減速は、利用者の一部から「ファントム・ブレーキ」と呼ばれ、何の警告もないまま、一度の運転で繰り返し発生しているという。 
 ロイター通信によると、テスラはNHTSAから調査を受けるケースが増えており、昨年10月以降、10件のリコール(回収・無償修理)を発表している。