毎日新聞 2022/2/18 08:00(最終更新 2/18 08:00) 1951文字




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北京冬季オリンピックの開会式で、韓服「チマ・チョゴリ」をまとい手を振る、朝鮮族を代表する女性(中央右寄り)=北京で2022年2月4日、聯合AP

 3月9日投開票の大統領選に向けて候補者の一挙手一投足が論争ネタとなる韓国で、SNS(ネット交流サービス)上の論争に候補者も加わり、1週間以上も尾をひいている話題がある。2月4日の北京冬季オリンピック開会式で、韓服を着た女性が少数民族として登場したことがきっかけだ。これについて、大統領選候補者らは相次いで遺憾を表明。中国を「戦略的な同伴者」と位置づけてきた進歩系与党「共に民主党」候補の李在明(イ・ジェミョン)京畿道前知事も批判コメントを出す事態となった。なぜここまで炎上したのか――。

「韓服は漢服じゃない」
 問題となったのは、開会式の56民族を代表した人々が中国国旗を運ぶ演出。中国東北部に住む朝鮮族を代表した女性が韓国の伝統文化である韓服「チマ・チョゴリ」をまとい、髪も韓国の伝統的な髪結いをして登場した。


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